★アジア奪還を目指した日本が世界3位のイランに屈する…《AFCフットサル選手権》

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▽フットサル日本代表は11日、AFCフットサル選手権チャイニーズ・タイペイ2018決勝でフットサルイラン代表と対戦し、0-4で敗れた。

▽前回大会の準々決勝でフットサルベトナム代表に敗れた日本は、続く5位決定プレーオフ準決勝でもフットサルキルギス代表に敗れ、フットサルワールドカップ(W杯)出場が断たれた。2020年のW杯に向けて再スタートを切った日本は、グループステージで3連勝を飾り、準々決勝ではフットサルバーレーン代表、準決勝ではフットサルイラク代表に勝利して2大会ぶりの決勝へと駒を進めている。

▽対するイランは、過去14大会で11度の優勝を誇るアジアの強豪。決勝までの5試合すべてに勝利し、46ゴールを奪うなど破壊力を持っている。なお、日本はこの大会でこれまでに3度優勝しており、全ての優勝は日本とイランで分け合っている。その歴史は今大会も続くこととなった。さらに両チームは2014年大会の決勝で対戦しており、その一戦は2-2の末に迎えたPK戦で日本が3-0で勝利し2大会連続3度目の優勝を果たしている。

▽日本にとっては前回大会で止めてしまったフットサルの時間を再び動かすために大事な一戦。ブルーノ・ガルシア監督はGKピレス・イゴール、FP森岡薫、FP西谷良介、FP滝田学、FP逸見勝利ラファエルをスタメンに送り出した。これまでの5戦同様に、日本は前線から積極的にプレスを仕かけてイランの自由を奪いにかかる。しかしイランも日本と同様に前線からディフェンスを仕かけ、フィジカルを活かした攻撃で日本を押し込んでいった。

▽日本は4分に差し掛かる頃にセットを入れ替える。FP吉川、FP室田、FP齋藤、FP清水の4人が登場すると、早々に吉川が右サイド高い位置でボールを奪いシュートを放っていった。さらに日本は、相手のセットプレー時にはFP星、FP滝田、FP皆本、FP吉川のセットに代えて、イランの攻撃に粘り強く対応するなど攻守で主導権を握りにかかる。

▽7分にはFP星、FP皆本、FP仁部屋、FP吉川の3セット目を送り出す。すると高い位置でボールを奪い切った星が右足でシュート。これはGKに止められ、こぼれ球を拾った吉川から再び星が狙うが、日本はこのチャンスを決め切れない。さらに11分には室田がドリブルでボールを運んで中央の清水にパス。清水はフリーでシュートを放ったがGKの正面に飛ばしてしまい、日本は2度目のチャンスも決め切れない。

▽17分にもさらに決定機。GKピレス・イゴールを使ったプレス回避から、西谷がゴール前に入れた斜めのパスに、裏から走り込んだ滝田がボックス右でダイレクトシュートを狙う。しかしボールはクロスバーを叩き、またもゴールとはならず。19分には左サイドでドリブルを仕かけた逸見から仁部屋にボールが通り、ダイレクトで狙うが決め切れず。すると前半終了間際、GKピレス・イゴールのクリアランスが相手に渡ると、その流れのカウンターで左サイドを突破したハサン・ザデが角度のない位置から流し込み、イランが先制して前半を終えた。

▽チャンスを作りながらも先に失点してしまった日本は、森岡、西谷、滝田、逸見と前半と同じメンバーが後半のピッチに立った。しかし開始早々にはイランが右サイドのシュートパスをファーで合わせようとした攻撃にピンチを迎える。危ない場面だったがここはGKピレス・イゴールがなんとかブロックした。迎えた22分、右サイドの深い位置で起点を作られると、その折り返しをタバコリにけり込まれて2点目を失った。

▽失点後から日本は星、皆本、吉川、室田のセットに変えると、流れを引き寄せる。23分には右サイドで仕掛けた室田のシュート性のパスがゴール前に入り、星が合わせにかかるがボールには触れられず。それでも再び前からのプレスが機能し始めて、日本がチャンスを作り出す。29分には星のポストプレーから吉川が左足で狙っていったが、GKがパンチングで弾き出した。

▽日本に流れが傾きつつあった中、23分にカウンターから再びハサン・ザデに3点目を奪われる。早く点が欲しい日本だが、時間だけが刻一刻と経過。すると残り5分25秒から皆本をGKに置いたパワープレに移行。日本は底辺に仁部屋と吉川が並び、右に星、左に皆本、中央に清水が構える形で入るがチャンスを作れず。すると残り3分2秒からは皆本を森岡に代え、底辺に室田、右に逸見、右奥に西谷、左に森岡、左奥に渡邉を置く形に変える。しかし残り35秒にはイランにパワープレー返しを決められ試合は終了。日本を下したイランが2大会連続12回目の優勝を達成した。

日本 0-4 イラン
【イラン】
ハサン・ザデ(前20)
タバコリ(後2)
ハサン・ザデ(後3)
タイエビ(後20)

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